園について

園について

園長ごあいさつ

園長ごあいさつ
いよいよ新年度を迎えました。幼稚園の銀杏の木々や草花が一斉に芽吹き、桜も満開になりそうです。
さて、今年度より副園長の笠利真里子が園長の任をお受けすることになりました。どうぞよろしくお願いします。
緑に恵まれた当園の園庭は色とりどりの花々が美しく咲き乱れています。幼児教育の父と呼ばれるドイツの教育者フレーベルは、幼稚園を庭園のような場所と考え、庭師が草花を大切に育て、世話をするように、教師は子どもの成長を見守りサポートする役だとしています。
今年も春休みに、毎日庭師さんが来て、木々が生き生きと成長するよう丁寧に整え、世話をしてくれました。園全体は整いました。さあ、子ども達が来るのを待つばかりです。みんなに会えるのを楽しみにしています。
これからも地域の皆様に支えられ、子ども達とともに成長していける園でありたいと願っております。よろしければ、幼稚園の子ども達の笑顔があふれるお庭にいらしてみてください。

教育方針

教育方針
かわいい子ども達のために楽しい園をつくりたいという祈りをもって、小さな幼稚園がこの武蔵野に誕生したのは、昭和29年(1954年)のことでした。保育室2つ、教職員5名で始まった小さな幼稚園でしたが、その後、神様の守りと導きによってご家庭の皆様に励まされながら今日まで歩みを進めてまいりました。

開園以来、一番心にかけていることは、人間一生の間に幼稚園の時にしか出来ないことを大切にして、子ども達とともに歩きたいということです。集団生活の中で自由な雰囲気を大切にしながら、自主と協調を身につけ、キリスト教の精神に基づき、子ども達を心から愛し、一人ひとりの個性と可能性を伸ばしたいと願っております。

園の特色

1.キリスト教保育

ツィンク夫妻著「幼児の心との対話」より
キリスト教教育の重要な目的は、子どもがたくさんの聖書の言葉を 暗唱できたり、いろいろな聖書のお話を知るようになることではありません。
もっと大切なのは、子どもが人を愛し、また人のためにつくせる人間になることなのです。
大切なのは子どもが自由で自立した人間になる事、他からの借りものではない良心をはぐくみ、また、その良心を吟味できる物差しを見つけ出す事なのです。
大事なのは、子どもが不安のとりこにならず神様に守られていることを信じ、自らの道に確信を持つ人間になること、そして誰も逃げることのできない、人生のさまざまな問題に耐え、現実から逃避しない人間になることなのです。」
この言葉は宗教教育の根本を言い尽くしていると思います。
私たちの願いは子ども一人ひとりが神様に愛され、守られていることを知り他を思いやる優しい心が育つことです。
そのために教師たちは心を一つにして可愛いお子様を大切にお預かりする仕事にあたっています。

2.園へのソフトランディング

子ども達が無理のない自立を
子ども達が無理のない自立を
新入園児に対して、私たちの幼稚園で最初に心がけるのは子ども達へのソフトランディングです。
ご両親のたくさんの愛と保護のもとに育ったお子様が新しい環境に慣れるため一人ひとりのペースに合った親子分離を進めています。
保育時間も始めは短く段階を追って長くなっていきます。
こうして、心やすらかに幼稚園のスタートをきった子ども達は友達と出会い、教師と出会いその世界を広げていきます。

3.異年齢との育ち合い

お互いを尊重し思いやりの心をもつ
お互いを尊重し思いやりの心をもつ
大きい子が小さい子を思いやり、お庭やお部屋で一緒に遊んだり、ゲームや歌を教えてくれたり、お互いに幸せを感じながら成長していきます。

4.自由あそび中心

よく見る・よく聞く・やってみる
よく見る・よく聞く・やってみる
年長・年中・年小・満3歳児クラス。
それぞれのカリキュラムをもとに、その学年にあった1日の活動を大切にします。
始めは自由遊び中心の生活を送りながら、手遊び・絵本の読み聞かせ・歌・制作・礼拝等 集中する時間も増やしていきます。
お友達と喜んで過ごすうちに集団生活の楽しさや豊かさも増していきます。

5.専科の時間

体育あそび
体育(体育あそび)
ボール・縄跳び・跳び箱など使いながら、お友達と体を動かし、協調性や目標に向かって 頑張る力を身につけていきます。
イングリッシュタイム
英語(マイケルタイム)
ネイティブな外国人講師の方が担当し、英会話や体を動かしながら英語に触れて、様々な文化に親しみを持ちます。
リズムあそび
音楽(リズムあそび)
ピアノに合わせ、楽しんでリズムにのったり歌ったり、楽器を弾いたり様々な方法で自分を表現します。
造形あそび
造形(造形あそび)
「小さな手はまほうの手」が合言葉。
色や形を工夫し、いろいろな材料や道具を使って遊びます。
礼拝
礼拝(祈りの時間)
チャプレン(専属牧師)から聖書の話を聞き、讃美歌を歌う時を持っています。
子ども達の心の育つ大切な時でもあります。

園の環境

広い園庭

私たちの幼稚園には、緑に囲まれた広い園庭があります。子ども達は、外遊びが大好きです。
広い園庭
広い園庭

イチョウの木

中央幼稚園の下庭にはイチョウの木が20本あり、秋にはそのたくさんのイチョウの葉で、庭一面がまるで黄色の絨毯を敷き詰めたようになります。落ち葉をみんなで集め、ふわふわの感触を味わったり、その上で相撲をとったりして楽しみます。
第二幼稚園にもイチョウの木が1本あり、同じような経験をします。
イチョウの木
イチョウの木で遊ぶこどもたち

季節の移り変わりを感じる木々

第二幼稚園には桜が3種類あり、春には満開の桜を楽しみ、散り始めるとお花集めをしたり、砂場のご馳走の飾りにしたりします。びわ、柿、みかん、杏、梅などの木もあり、それぞれの生長を子ども達と感じながら、収穫できた年には両園で頂きます。
季節の移り変わりを感じる木々
季節の移り変わりを感じる木々
季節の移り変わりを感じる木々
季節の移り変わりを感じる木々

園概要

園名 学校法人松本学園 武蔵野中央幼稚園・武蔵野中央第二幼稚園
住所 〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町4-5-13
TEL 0422-52-1136
FAX 0422-52-1199
アクセス 三鷹駅北口から バス「緑町1丁目」または「市民文化会館入口」下車 徒歩5分
吉祥寺駅北口から バス「市民文化会館前」または「北町4丁目」下車 徒歩5分
ムーバス「かくれみの公園」または「すずかけ小路」下車 徒歩4分

幼稚園のあゆみ

1953年 武蔵野市吉祥寺に300坪の敷地を定める

東京・文京区の教会の牧師をしていた笠利尚と妻・睦(現在の和彦園長の両親)は、長年温めていた幼稚園を創る思いを松本望(睦の兄)に相談したところ賛同を得、経済的援助をしてもらえることになりました。
どの地に幼稚園を創ろうか、いろいろな書物を読みながら考えるうちに、一冊の本に出会いました。
都市は西方向に発展するという考えに共感し、大きな地図を広げ、候補地をあげながら実際自分の足で歩き、ようやく武蔵野に地を定めました。
1954年 武蔵野中央幼稚園開園 設置者、園長 笠利尚

麦畑の真ん中に、ホールと保育室3つの木造園舎が建ち、3,4,5歳児60名を迎えました。
1963年 100坪の園庭を増設
1966年 さらに200坪の土地を購入し、園舎を増築
1970年 学校法人松本学園設立認可
1970年 現園舎を新築

開園後10数年、入園児が増え続け、園舎の増築、土地の拡大を相次いで行い、松本望の大きな支援を受けて、木造の継ぎ足し園舎を全面的に建て直し、1970年には鉄筋コンクリート建の新園舎が完成しました。
新たに増えた下庭300坪には20数本のイチョウの大樹があります。
個人立から法人立に組織を改め、たくさんの経済的援助を受けた松本望(パイオニア創業者)の名をとって、「学校法人松本学園」と命名しました。
1977年 武蔵野中央第二幼稚園開園 園長 笠利和彦

中央幼稚園の北側に、4,5歳児7クラス、園児200名を迎えました。
1987年 武蔵野中央第二幼稚園 3歳児保育開始
2001年 笠利尚、学園長に就任。笠利和彦、両園園長兼務
2005年 第二幼稚園西側に300坪のグラウンド完成
2005年 園創立者、笠利尚学園長召天。
2014年 園創立者、笠利尚学園長夫人 睦 召天

※学校法人松本学園は、当園2園と町田市にあるさふらん幼稚園の3園からなり、理事長は、 パイオニア(株)元相談役、松本冠也が務める。
2017年 笠利和彦、学園長に就任。
伊藤和子、両園園長に就任
2017年 6月笠利和彦学園長召天
2019年 笠利真里子、理事長として就任。
2024年 笠利真里子、両園園長に就任。

アクセス

保育時間・その他

保育時間

年長・年中組
月・火・木・金
9:00〜14:00
9:00〜11:30
年少組
月・火・木・金
9:00〜13:50
9:00〜11:20
満3歳児クラス
月・火・木・金
9:00〜13:30
9:00〜11:15
・入園当初、満三歳児・年少組の保育時間は短く、子ども達に無理のないよう徐々に平常時間に移行します。
・学期始め、夏期、その他園行事などで午前保育に変更することもあります。
・土曜日に行事のため登園する日があり、その場合は事前にお知らせします。